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熊谷 喜八
Kihachi Kumagai
1946年東京生まれ。映画「翼よ!あれがパリの灯だ」で映し出されるパリの街並みに憧れ、料理人を目指す。 銀座東急ホテルを皮切りに、セネガル、モロッコ日本大使館料理長に就任後、渡仏。パリの「マキシム」、「パヴィヨンロワイヤル」で研鑽を積み、当時「ホテル・コンコルド・ラファイエット」を率いていたジョエル・ロブション氏に師事する。帰国後、高樹町「シルバースプーン」や葉山「ラ・マーレ・ド・茶屋」の料理長を務め、1987年にKIHACHIをオープン。フランス料理をベースに、安全で美味しいものにこだわった日本発の洋食としてKIHACHI流無国籍料理を生み出す。 若い頃から食材に対する興味と敬愛が強く、“食を通して日本を元気に”という信念のもと日本全国の生産者の訪問や支援を続けている。